末永メソッドについて

「アトリエコゾウ」は末永メソッド認定アトリエです。これは、「色彩学校」認定資格「チャイルドアートカウンセラー」取得者が開くアトリエで、全国におよそ30あります。色彩心理研究家・末永蒼生(すえなが たみお)が50年以上にわたり研究、体系化したメソッドを学び、その理念を取り入れています。本部アトリエは東京・青山の「アートランド」で、創立は1964年です。詳しくはこちらへ。

様々な現場で活用されています

色彩学校で学んだ全国の会員が、それぞれの場所でこのメソッドを活用しています。

 

□教育現場

□病院

□福祉施設

□阪神淡路大震災、東日本大震災等の被災地


オリジナルチャートで成長を見える化

毎回の創作では、「表現カルテ」にお子さんの最近の様子や健康状態などを親御さんに記入してもらいます。それは、その日の創作を読み解く大きなヒントになります。出来上がった作品を色彩チャートに落とし込み、カウンセラーとともに子どもの心の様子や能力の伸び方を確認してゆきます。必要に応じて親御さんとの個人面談の時間をもち、じっくりと向き合います。

 

半年ごとの「成長カルテ」には、月ごとの子どもの様子と使用した色、伸びている能力を記録。半年という期間の中で、その子の成長リズムが見えてきます。子どもの成長は時に足踏みして進んでいないように見えるときもありますが、見えないところで起きている変化に気づくきっかけとなり、その後の成長を安心して見守れるようになります。

 


年代を超えた交流が子育てのヒントに

アトリエコゾウでは、年に2回交流会をおこないます。「成長カルテ」をもとに、半年ごとの振り返りを会員同士でシェアします。他の会員の言葉によって視野が広がり、育児に関する悩みごとが解決に向かうこともあります。

 

また、交流会の日はお子さんと離れて自自身分と向き合うスペシャルタイムでもあります。親御さんにもぬり絵を楽しんでもらい、色彩のもつパワーをあらためて感じたり、自分の心身の状態を確認していただいています。リフレッシュできるとともに、わが子の表現からメッセージをキャッチする感覚も養えます。


心を育てる自由画材と

能力を育てる創作画材

アトリエコゾウでは、年間6回、創作画材の月を設けています。日頃あまり触れたことのない画材を通して、子どもたちが発見の喜びを味わったり、表現するための「自由の幅」を広げることが目的です。創作画材のプログラムは、季節ごとの子どもたちの生活サイクルをふまえた上で考えられています。本部アトリエからは画材の提供だけでなく、毎回の創作画材についてのガイドが送られてきます。お子さんの心の成長や今どんな才能が伸びているか、画材を通して知るためのヒントにしていただけたらと思います。

 

創作画材を使った作品例